Copyright © ANNSTON.COM All rights reserved.
2017年10月5日(木)遂にF1日本GPが開幕しました。木曜日はF1マシンの走行はありませんが、ピットウォークやコースウォーク、そしてF1ドライバー達のサイン抽選会などファンイベントが開催され、平日の木曜日にもかかわらず熱心なF1ファン達が大勢 鈴鹿を訪れました。
運良くサイン会に当選したファンは憧れのドライバーから直接サインをもらうことができました。
10月6日(金) いよいよ待ちに待ったF1日本GPのフリー走行1回目が行われました。午前10時からのセッションは降水確率80%と いつ雨が降っても不思議ではない空模様。 時折 霧雨がふるもののほぼドライコンディションでの走行となりました。
セッション開始から50分ほどが経過した頃トロロッソのカルロス・サインツ選手がヘアピンからの立ち上がりでコントロールを失いクラッシュ、赤旗中断の原因を作ってしまう。
午後2時からのフリー走行2回目では激しく降り続く雨のためにセッション開始が遅延され90分のセッション中、折り返し点となる残り45分でスタートした。各チーム、降雨によるコース状況を確認するインスタレーションラップを行う。
セッション残り30分となりメルセデスAMGのルイス・ハミルトン選手がコースインし1分48秒719を記録しこのセッション1位に。他チームもタイム計測は行ったが、この雨のコンディションでの計測ラップを行ったのは このハミルトンとフォース・インディア、ウイリアムズの5人のドライバーだけであった。
10月7日(土) フリー走行3回目が行われ、前日の雨の影響でコース上に若干濡れている部分もあるもののほぼドライコンディションでの走行となった。
予選終了後の夜にはグランドスタンド前で前夜祭イベントが開催され、各チームのドライバーが次々にステージへ訪れ明日の決勝へ向けての意気込みを語りました。
10月8日(日) 午後2時 晴天に恵まれた鈴鹿サーキットは暑いコンディションでの決勝を迎えました。メルセデスAMGのバルテリ・ボッタス選手をはじめとする5人のドライバーがグリッドペナルティで後方からのスタートを余儀なくされました。スタート進行が終了し、いよいよ決勝スタートです。スタートではメルセデスAMGのルイス・ハミルトン選手が首位を守り、フェラーリのセバスチャン・ベッテル選手が後に続きます。
フェラーリのセバスチャン・ベッテル選手はマシントラブルが復旧できずメインストレートに戻って来たところでポジションを落としていく。レッドブルのダニエル・リカルド選手は一旦首位に浮上するが25周目にピットインすると首位はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス選手に。
レース終盤、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手がメルセデスAMGのルイス・ハミルトン選手との差をじわじわと縮めていく。約1秒差まで詰め寄るが周回遅れに阻まれルイス・ハミルトン選手逃げ切りトップチェッカー。通算61勝目を挙げた。2位にレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手、3位には同じレッドブルのダニエル・リカルド選手が入った。
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ選手は11位、ストフェル・バンドーン選手は14位で完走はしたが、来季からはマクラーレンはルノーエンジンを使用し、ホンダはレッドブルの兄弟チームとなるトロロッソと契約。過去の黄金期を過ごした両チームの最後の日本GPで結果を残すことはできなかった。