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2019 AUTOBACKS SUPER GT Rd.6 オートポリス決勝REPORT

大分県のオートポリスインターナショナルレーシングコースで2019 AUTOBACS SUPER GT Round 6 AUTOPOLIS GT 300km RACEの決勝日を迎え、青空の下の絶好のレーススタートとなりました。

スタート直後の第1コーナーではポールスタートの17号車KEIHIN NSX-GTの塚越広大が8号車ARTA NSX-GTの伊沢拓也に一瞬抜かれるも、すぐに抜き返し順調に周回を重ね、2位以下をじりじりと引き離していく。ところが20周目を過ぎたあたりから台風の影響で雨が落ちてくる。

その後は一時雨もやむも、30周目過ぎには大粒の雨が落ち始め、コース上は混沌としてくる。
しかし雨は降ったりやんだりで各チーム、ピットに入れるタイミングと交換後のタイヤをドライにするのか
ウェットにするのか大きく悩まされることになる。
路面がいよいよヘビーウェットとなってきた34周目にはスピンをする車両も出てきてセーフティーカー
導入も予想される状況に。セーフティーカー導入中はピットインができないので、上位勢は続々とピットを
目指すことになる。このことがピットレーンで車両どうしが接触しかけるなど大混乱を招きコース上では雨足もさらに激しくなり、スピンする車両も現れたためセーフティーカーが導入される。
セーフティーカー導入前にピットインのタイミングを逃した24号車のリアライズコーポレーション ADVAN GT-Rのヤン・マーデンボローは結局41周目のSCが解除されるまでピットには入れず万事休す。

この時点でトップに立ったのは4番手スタートから度重なる混乱を潜り抜けた39号車DENSO KOBELCO SARD LC500の中山雄一。

レース終盤になると雨もやみ路面も乾き始めたことで、ドライタイヤで我慢し続けていた37号車KeePer TOM'S LC500の平川亮が猛追撃を開始。最終ラップに3位までに浮上。

レースは絶妙のタイミングでピットインした39号車が大混乱のレースを制した。

GT300クラスは12番手スタートの60号車SYNTIUM LMcorsa RC F GT3の吉本大樹/宮田莉朋が優勝した。

優勝チームドライバーコメント

GT500
39号車ヘイキ・コバライネン選手
久しぶりの優勝だからとても嬉しい。今シーズンはなかなか表彰台に上がれずタフなシーズンだった。
前戦の富士では(表彰台にあがる)可能性はあったが、僕のミスで残念な結果に終わり、悔しかったので取り返すことができて大変うれしく思っている。

中山雄一選手
今シーズンはレクサス勢が調子が良かった中、サードは思うような結果が出ていなくて、何が足りないのかをずっと探っていた。今回のレースで思い切ってセットを変えてみたらどんどん良くなって、予選では2戦ぶりのQ1を通過できた。レースではヘイキが雨の中スリックタイヤで走るのを余儀なくされるような難しいコンディションの中、順位を上げていってくれて、これ以上ないと思えるくらいのタイミングでレインタイヤに交換できて混乱した状況の中でメカニックさんたちがコースに送り届けてくれたので勝つことができた。

GT300クラス
60号車 宮田莉朋選手
12番手からどのように追い上げるか考えていた。
昨年の(オートポリスで)速かったクルマの映像を何度も見て真似てみた。
天候も味方し、コースアウトするクルマも多かった中、最終的にい勝ててよかった。

吉本大樹選手
今日のレースは途中で雨が降るという予報だったので、絶対にチャンスに変えるという思いでレースに臨んだ。トヨタの若手の宮田を預かっているのにも関わらず、結果が出せないことで心苦しかったので今回は最初の1勝を(宮田選手に)プレゼントできて本当に良かった。

(文:Masateru Akiyama)