MotoGP日本グランプリ 予選日
栃木県にあるツインリンクもてぎで2019 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリが開幕し土曜日のフリー走行と予選日を迎えました。
朝から雨が降り続きフリー走行3はウェットコンディション。通常ならばフリー走行3で1〜10位までがQ2に進出できるのだが、ウェットコンディションでタイム更新できない為、フリー走行2までのタイムによって予選Q2へ進出する事となった。
注目の日本人ライダーNo.30 LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶選手は右肩の怪我の影響で今回の参戦が危ぶまれていましたが、マッサージと痛み止めで母国グランプリに臨みました。ウェットコンディションでの走行となった事で体への負荷が若干低くなった事から精神的ストレスも軽減されたと語りました。Q2進出を逃したものの決勝へ向けて決意を新たにします。しかし明日の決勝はドライコンディションが予想されているため肩への不安が気になる所です。
予選が始まる頃には路面はほぼドライコンディションに。予選開始直後からNo.93 Repsol Honda Teamのマルク・マルケス選手が圧倒的なタイムを連発。
若い力が2019年の年間チャンピオンを追います。参戦2年目のNo.21のPetronas Yamaha SRTのフランコ・モルビデリ選手が2番手タイムを叩き出します。
今シーズン新進気鋭の大物ルーキー No.20 Petronas Yamaha SRTのファビオ・クアルタラロ選手は見事 予選3位を獲得。新しい世代の台頭にサーキット全体が盛り上がります。
予選上位10名の結果は以下の通り
1位 No.93 Repsol Honda Team マルク・マルケス選手
2位 No.21 Petronas Yamaha SRT フランコ・モルビデリ選手
3位 No.20 Petronas Yamaha SRT ファビオ・クアルタラロ選手
4位 No.12 Monster Energy Yamaha MotoGP マーベリック・ビニャーレス選手
5位 No.35 LCR Honda CASTROL カル・クラッチロー選手
6位 No.43 Pramac Racing ジャック・ミラー選手
7位 No. 4 Ducati Team アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手
8位 No. 9 Ducati Team ダニーロ・ペトルッチ選手
9位 No.41 Aprilia Racing Team Gresini アレイシ・エスパルガロ選手
10位 No.46 Monster Energy Yamaha MotoGP バレンティーノ・ロッシ選手
明日の決勝は一体どのような展開となるのか、若手がベテラン勢に襲いかかるのか、それともベテラン勢がその経験で若手を押さえ込むのか、MotoGP 注目の決勝レースのスタートは午後3時からです！
(Written by Yoshiyuki Andy)