FIA WEC富士6時間 土曜日
静岡県の富士スピードウェイでFIA 世界耐久選手権 富士6時間耐久レースの予選が行われました。 まだ冠雪していない雄大な富士山がくっきりとあらわれ、早朝から多くのレースファンが訪れました。
午前9時20分からは予選前 最後後の調整を行うフリー走行が行われ、富士山をバックにエキゾーストノートを響かせました。
各車続々とコースインし、予選に向けてセッティングを進めていきます。
フリー走行後にはピットウォークが行われ、お目当てのドライバーのサインを求め、ファンが長い列を作っていました。
グランドスタンド裏など様々な場所でプロレスなどのイベントが行われ、家族連れで楽しめるステージイベントなどが行われていました。
午後1時30分 いよいよ予選開始時間となり、まずはLMGTE ProクラスとLMGTE Amクラスが予選アタックに入ります。
午後1時40分にLMP1クラスとLMP2クラスの予選走行が開始され、各車ポールポジションをかけた激しいタイムアタックを行います。
予選も残りわずかとなった所で、6号車 Ginetta G60-LT-P1がスピンし予選は赤旗中断 。赤旗が解除されるとタイムを抹消されていた7号車 Toyota Gazoo Racing TS050が再びタイムアタックを行い、トヨタは8号車が予選1位、7号車が2位とフロントローを獲得。
LMP2クラスは37号車 Jackie Chan DC Racingが予選5番手を獲得。
LM-GTE Proクラスは91号車 Porshe GT Teamが13番手を獲得
LM-GTE Amクラスは57号車 Team Project 1が19番手を獲得
明日の決勝は午前10時スタートから６時間という長丁場。午後には雨の予報も出ている事から天候も非常に気になる所。決勝レースは一体どんなレース展開になるのか、常勝トヨタが地元優勝を決めTS050有終の美を飾るのか、一時も目が離せない１戦となりそうです。
(Written by Yoshiyuki andy )