コースのいたる所でテール・トゥ・ノーズ、サイド・バイ・サイドの激しい順位争いが見られ、接触によるボディワークの破損によりタイヤを痛め白煙を噴き上げるマシンも。
2019年8月22日 真夏の蒸し暑さが残る中、今週末に行われる第48回サマーエンデュランス”鈴鹿10時間耐久レース”のプレイベント、鈴鹿モータースポーツフェスティバルが行われ、このイベントの目玉は何と言ってもSUZUKA 10H レーシングカーパレードです。


鈴鹿サーキットを出て公道を走行しイオンモール鈴鹿に到着。イオンモール鈴鹿の駐車場の特設コースを多くのファンが見送り、再び鈴鹿サーキットに戻るという往復約6.6kmのパレードラン。イオンモール鈴鹿はもちろん、コースの沿道でも多くのファンや鈴鹿市民らがドライバーに手を振った。
近年、レーシングカーが公道を走るイベントはそれほど珍しくないのだが、それは現役のレーシングカーではなく、過去に使用された型落ちのレーシングカーによるもので、翌日から実際にレースを走る最新のレーシングカーでのパレードは日本では初めて。その迫力に沿道の多くのファンが酔いしれた。

パレードの後はレーシングカーの展示やサイン会、ドライバートークショーなどがイオンモール鈴鹿の駐車場や特設ステージで行われ、ステージでは2007年のドライバー引退以来、12年ぶりにレースに復帰する、元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンとチームメイトの石浦宏明が登場。
「実は僕はハッキネンのファンで、20年くらい前にハッキネンからサインをもらったことがあって、今でも部屋に飾ってあるんです」と石浦は告白して会場を沸かせ、「今回はハッキネンとチームメイトなので、一緒に走れるのが楽しみです」と気負いを見せた。そのハッキネンも「鈴鹿はとても素晴らしいコース。F1でチャンピオンを取ったのもここ。良い思い出のあるコースなので、レースではがんばりたい」と意気込みを見せた。
明日からの鈴鹿10時間耐久レースでハッキネンはどんなパフォーマンスを見せるのか。大勢のファンが注目している。
(文:Masateru Akiyama)