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3番手を走っていた1号車ポルシェ919ハイブリッドが1度目のピットイン時、破損したフロントカウルを交換。これで7号車トヨタTS050ハイブリッドが2番手に浮上しトヨタチームがワン・ツー体制を築いていく
スタートから約2時間経過時点でのトップは8号車トヨタTS050ハイブリッド。7号車トヨタTS050ハイブリッドは19秒後方で2番手につけ、ポルシェ勢はペースが上がず3番手を走行。
午後2時20分頃、レース3回目のセーフティーカーが出動。ここで3番手の1号車ポルシェと7号車トヨタTS050ハイブリッドが同時にピットへ向かう。1号車ポルシェは順調な作業でコースに復帰したが、ステアリング交換の作業を行った7号車トヨタTS050ハイブリッドは約1分近く遅れてしまった。
WEC世界耐久選手権 第7戦は雨と霧に翻弄される形で幕を閉じた。しかしトヨタがホームレースで優勝し、翌年に向けさらに勢いを増し悲願のルマン優勝に向け前進していく姿勢が強く感じられるレースとなった。また場内では森のプロレスなど様々なイベントで、来場者を楽しませる試みが非常に印象的であり、レースイベントとしてさらなる熟成が進んでいる事を感じ、来年のWEC世界耐久選手権が一体どのようなレースイベントとなるのか楽しみである。