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2017 WEC富士 6時間

2017年 10月15日、静岡県の富士スピードウェイでWEC世界耐久選手権第7戦の決勝レースが開催されました。

濃霧の影響で決勝スタートから1時間以上経ったタイミングで赤旗中断となる。

その後、霧が晴れたことから中断から約30分後の12時50分にセーフティカー先導のもとレースは再開された。

再スタート直後、LMP1-Hクラスで唯一ファーストスティントのピットインをしていなかった2号車ポルシェ919ハイブリッドがピットに戻ったことで、赤旗中断前に作業を済ませた8号車トヨタの中嶋一貴選手が首位に立った。

3番手を走っていた1号車ポルシェ919ハイブリッドが1度目のピットイン時、破損したフロントカウルを交換。これで7号車トヨタTS050ハイブリッドが2番手に浮上しトヨタチームがワン・ツー体制を築いていく

スタートから約2時間経過時点でのトップは8号車トヨタTS050ハイブリッド。7号車トヨタTS050ハイブリッドは19秒後方で2番手につけ、ポルシェ勢はペースが上がず3番手を走行。

午後2時20分頃、レース3回目のセーフティーカーが出動。ここで3番手の1号車ポルシェと7号車トヨタTS050ハイブリッドが同時にピットへ向かう。1号車ポルシェは順調な作業でコースに復帰したが、ステアリング交換の作業を行った7号車トヨタTS050ハイブリッドは約1分近く遅れてしまった。

その後 視界不良により再度セーフティーカーが出動し上位3台の差が無くなった。
そして再スタートでアドバンコーナーで24号車と13号車が接触し体制を崩した13号車がタイヤバリアに激しくクラッシュしてしまいさらにセーフティーカーが出動した。

スタートから4時間を迎え、8号車トヨタTS050ハイブリッドが7号車トヨタTS050ハイブリッドを攻略しトップを奪うと、10秒以上のリードを築いていった。

午後3時を回るとサーキットにはまたもや霧が濃くなり、残り時間が1時間41分で赤旗が振られレースはストップし、各車ホームストレート上に整列してレースが続行可能なのか主催者側からの指示を待つことに。

しかし午後4時45分、主催者側からレースを再開しないとの掲示がされ、この赤旗のままレース終了が伝えられた。

赤旗提示段階のリザルトが最終結果として適用され8号車トヨタTS050ハイブリッドの総合優勝が決定。
2番手に7号車トヨタTS050ハイブリッドが入りトヨタがホームレースでのワン・ツーを達成。
3位には1号車ポルシェが入り、ポールポジションスタートした2号車ポルシェは4位でレースを終えた。

WEC世界耐久選手権 第7戦は雨と霧に翻弄される形で幕を閉じた。しかしトヨタがホームレースで優勝し、翌年に向けさらに勢いを増し悲願のルマン優勝に向け前進していく姿勢が強く感じられるレースとなった。また場内では森のプロレスなど様々なイベントで、来場者を楽しませる試みが非常に印象的であり、レースイベントとしてさらなる熟成が進んでいる事を感じ、来年のWEC世界耐久選手権が一体どのようなレースイベントとなるのか楽しみである。